2009年9月10日木曜日

ゴルの虜囚 71 【CAPTIVE OF GOR】

<反地球シリーズ>
ゴルの虜囚
ジョン・ノーマン
 

7. 北への旅(7)

  ローラに到着するのに何日もかかりました。
  運良く、わたしがターゴの鎖に繋がれてから2日以上経たず、ローラから南東にコ=ロ=バへ向かう、ボスク荷車のキャラバンに会いました。ターゴは金を余分につけて娘を2人売り、荷車を2台とボスクを2頭ずつ購入しました。水や食料と同じくらいの必需品です。ターゴは奴隷商人の装備品も購入しました。展示の鎖、他のさまざまな鎖、奴隷のブレスレット、足かせ、首輪、撚紐、焼き鏝、鞭。わたしがより嬉しかったのは、ターゴがシルク、香水、櫛やブラシ、化粧品の箱も買ったと知ったことです。大量の生地も購入しました。後にこの生地から、簡素な奴隷の服のカミスクが作られるのを知りました。ワゴンの中で足首の横木に鎖で繋がれるとき、娘たちは通常服を脱がされています。タルン戦士に襲われたとき、娘たちは荷車から放され茂みの中に追い立てられました。カミスクはターゴのほとんどの商品と共に燃えてしまいました。カミスクは四角い布で、頭を通す穴が切られていて、ポンチョのようなものです。ふちは普通ほつれ止めにかがってあります。ターゴの指示の元、娘たちは幸せそうにカミスクの裁縫をしました。わたしが聞いたには、カミスクは膝丈が普通です。でもターゴはかなり短くさせました。わたしは裁縫を習ったことがありませんでしたから、わたしのは下手でした。ターゴは長さに納得せず、もっと短くさせて、ラナや他の娘のより短くなってしまったわ!でも鞭を打たれたことを忘れていなかったので、ほかの事は望みませんでした。鞭をひどく恐れていました。そしてみんなと同じように着ました。カミスクは一頃、鎖をベルトにしたと教えられました。でもわたしが個人的に見たり、与えられたものは、黒か茶色の撚紐をベルトにしていました。その代わり時々、長くて細い皮ひも、<撚革>が使われます。

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訳者の言い訳と解説

第7章は”I, with Others, am Taken Northward”.
Othersって<他者>だと思ってたらこの章にはまだ<他者>でてこないんだった・・・・・・。
痛恨の翻訳ミス。
動揺のあまり(?)良い見出しが思い浮かばないので後でまた変更します。

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